1.商売繁盛のために

①介護に注目しています。

 高齢化が加速しています。高齢者が市場の主役となりました。かわごし経営相談所は、介護事業者の経営改善に貢献することを目指しています。介護とは無縁と思われるサービス業の皆様が、介護の知識を身につけて、介護の視点から仕事を見直す。介護を副業にして本業を延ばす。介護は厚労省の専売特許ではありません。国民的課題でありビジネスチャンスも無限にあります。


②物流に注目しています。

 アマゾンを筆頭に、電子商取引が小売市場を席巻し、旧来型の小売も卸も苦戦中。物流の総量は成長していないにも関わらず、小口化・多頻度化が爆発的に進行して、物流システムの役割が飛躍的に高まっています。各地で駅前商店街の衰退はご存知のとおり。団地密着のミニ商店街は崩壊したと言えるでしょう。買い物難民が急速に増加しています。エレベーター無しの5階建てに居住する高齢者・障害者は困り果てています。大手チェーン店の「出前」が確実に増えています。「御用聞き」復活のチャンスではありませんか?買い物同行も気になります。


③働き方改革に注目しています。

 「労働時間法制の見直し」など、「ワークライフバランス」の実現に向けて社会が動き始めました。「雇用形態に関わらない公正な待遇の確保」により、正社員と非正規社員の間の不合理な待遇差をなくすための規定が整備されます。企業が増収増益を継続するには、待遇改善とともに労働生産性向上は必須です。働き方改革を単なるコストアップと捉えるのでは無く、経営改善の端緒とする積極的姿勢が求められます。


④地域貢献に注目しています。

 人口減少に転じたにもかかわらず、世帯数は増加し続けています。独居・老老介護など、生活弱者は社会全体で見守り、応援していく必要があります。小さなお店でもできること、地域密着の小さなお店だからこそできること。地域住民に貢献することは、すなわちお客様の役に立つこと。ご一緒に考えながら、商売繁盛を実現しましょう。